上野水香さんは留学先のモナコのバレエ学校を首席で卒業後、牧阿佐美バレエ団を経て、東京バレエ団でプリンシパルとして活躍されてきたプロバレリーナです。
そんな上野水香さんが、東京バレエ団を退団される理由や、退団記念となる最後のステージがいつなのか気になりますね。
東京バレエ団退団後の生活を考えると、上野水香さんの年収や今後の活動についても、チェックしておきたいところです。
この記事では、上野水香さんの退団理由と東京バレエ団での最後の舞台はいつなのか、年収や今後の活動についてもお知らせしていきます☆
上野水香の退団理由は?
こちらが、雑誌の表紙を飾る上野水香さんです。
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ぶっちゃけた話、上野水香さんの退団理由は、所属している東京バレエ団の定年を迎えられたからのようです。
東京バレエ団では、構成メンバーの定年は45歳と規定されています。
長年に渡り第一線で活躍してこられた上野水香さんも、2022年末のお誕生日で45歳を迎えられ、今までと同じポジションでの活動が難しくなりました。
いかにトップバレリーナの上野水香さんとは言え、過ぎ行く歳月に勝てなかったということでしょうか?
円熟期とも言ってもいい年齢になられた上野水香さんですが、バレエの世界では、男女含めて30代で引退する人が大多数を占めています。
特に女性に限って言えば、結婚や出産などの事情により30歳前後で引退してしまう人が多く、男性よりもプロで活躍できる期間が短いというのが現実だそうです。
しかし上野水香さんにとって定年は、あくまで年齢上の事だけみたいで、その踊りはむしろ成熟度を増していってると言えるようです。
そうした環境下で、上野水香さんが今なお40代という年齢を感じさせないダンスを披露されているのは、水面下でのご本人の並々ならぬ努力あっての事でしょう。
今までとは違う立場になられたとしても、上野水香さんが観る者を魅了するパフォーマンスを見せ続けてくれるであろうことには、大きな期待が持てます。
引き続き、上野水香さんの動向に注目が集まるのも、無理はなさそうです。
上野水香の退団はいつ?東京バレエ団の最後は?
上野水香さんは、東京バレエ団の定年規定により、2023年3月をもってプリンシパルとしての契約を満了されます。
プリンシパルとは?
プリンシパル(英: Principal)は、そのバレエ団のトップの階級にいるダンサーのこと。
東京バレエ団での最後の舞台公演は、2022年2月18日と20日の2日間でした。
演目は1人2役のオデットとオディールを踊る「白鳥の湖」で、もちろん上野水香さんが主役です。
東京バレエ団で全幕を踊るのはこれが最後とのこです。
トッププリマドンナの上野水香さんは、この役が当たり役の1つとも言われています。
「白鳥の湖」は、白鳥オデットと悪役である黒鳥オディールの2役を、ひとりの踊り手が演じ分けることで知られています。
難度が高いこの作品を得意としているというだけで、上野水香さんがいかに優れたダンサーであるかが分かりますね。
上野水香さんが「退団」にハッキリ言及しているわけではないですが、2023年3月が1つの区切りという趣旨の発言をされています。
私 上野水香は2023年3月を持ちましてダンサーとしての節目を迎えます。
そして、東京バレエ団は、2023年3月を控えた2023年2月10日から12日にかけて、特別公演「上野水香 オン・ステージ」を実施しました。
上野水香さんは「ボレロ」や「白鳥の湖」第2幕などを踊り、大盛況を博したそうです!
ちなみに「ボレロ」とは、著名振付師のモーリス・ベジャールが、日本人女性ダンサーでは上野水香さんのみに踊ることを許している難作です。
日本人女性では、上野水香さんのみに踊ることを許されている「ボレロ」をご覧ください。
※音が出ますのでお気をつけ下さい。
「最終公演」もすでに終えていて、上野水香さんご本人の発言もある以上、2023年3月が大きな転換点ではないでしょうか?
上野水香の年収はいくら?
日本のバレエ団に所属している場合の年収は約180~400万円とされていてるようです。
上野水香さんの階級は1番高いプリンシパルなので、最高年収の400万円はくだらないのではないでしょうか。
結構低い年収で驚きますが、この年収は一般的に言われているもので、階級や契約内容によって異なるそうです。
一流バレリーナの上野水香さんは、TVや雑誌出演や、本やDVD出版などのお仕事もされているそうなので、本業以外からの収入もあると思われます。
さらに日本舞踊の世界に例えると「プリンシパル」は、筆頭名取クラスの位置づけなので、いわゆる「ご祝儀」も収入源の1つとして考えられますね。
上野水香さんが、年収について語ることはないようなので実際のところは不明ですが、総合すると1000万円以上はあるのはないでしょうか。
自己投資の為の出費も多いバレエの世界で活躍する上野水香さんの収支は、実はトントンなのかもしれません。
華やかに見えるバレエ界でも、とても厳しい世界なのですね。
しかし上野水香さんは、モーリス・ベジャールから、『ボレロ』という難作を踊ることを許されている唯一無二の日本人女性です。
それくらい希少な踊り手である上野水香さんが、経済的に余裕がないとは考えづらいと思います!
上野水香の今後の活動は?
上野水香さんは、新たに東京バレエ団が設けた「ゲスト・プリンシパル」というポジションで2023年度から活動されます。
東京バレエ団とのプリンシパル契約を2023年3月末で満了を迎える際、上野水香さんが「ゲスト・プリンシパル」という立場になると発言されています☆
上野水香よりメッセージ
いつもたくさんの応援をいただきましてありがとうございます。
私 上野水香は2023年3月を持ちましてダンサーとしての節目を迎えます。
ー中略ー
4月からは バレエ団が新たに設けた「ゲスト・プリンシパル」という立場になります。
これまでと変わらず東京バレエ団の舞台に立ち、みなさまの前で踊っていける事を嬉しく思っております。
ー中略ー
4月以降も更なる高みを目指して 様々な作品を踊り続けて参ります。バレエの道は地道なものです。でも、舞台で皆様と喜びを分かち合える瞬間が私は大好きです。希望を持って一つ一つ大切に踊って行きます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。上野水香
「ゲスト・プリンシパル」とは、東京バレエ団中「最も重要なゲスト」の意味とのことです。
しかも、上野水香さんのために東京バレエ団がわざわざ新設したそうです。
このこと1つをとっても、上野水香さんが東京バレエ団にいかに重宝されているかが、お分かりいただけると思います。
バレリーナは体を酷使する職業で、そのため「定年」も他の職業に比べて随分早いです。
しかし上野水香さんは、定年を迎えても総合的な能力が充実していて、文句のつけようがありませんよね。
むしろ上野水香さんの踊りは、更に魅力が増していると評される程で、加齢による衰えなど微塵も感じさせません。
上野水香さんの今後の活動はメッセージからも読み取れるように、現役を張っていく意欲満々ですね。
上野水香さんが定年を迎えられたとガッカリする必要は、全然なさそうですよ!
むしろ、これまで以上の上野水香さんのステージを期待できますね♪
東京バレエ団のみならず、日本バレエ界の宝と言っても過言ではない上野水香さんの存在から、今後も目が離せません!
上野水香さん情熱大陸に出演!
上野水香さんが、2023年4月2日の23時からTBS放送「情熱大陸」に出演します!
こちらは、上野水香さん出演「情熱大陸」の予告です☆
放送25年 特別シリーズ「不屈」
4月2日(日)よる11時~
MBS/TBS系 #情熱大陸バレエダンサー/#上野水香
「パリ・オペラ座の劇場で
主役を踊ってみたいです」23年前の情熱大陸。
大きな夢を語った当時22才の彼女は
その後、夢を叶えた。“45才定年”と向き合う…
ラストステージまでの3か月。 pic.twitter.com/bs8to4k1xv— 情熱大陸 (@jounetsu) March 26, 2023
情熱大陸では、23年前の22歳の上野水香さんが出演していて「パリ・オペラ座の劇場で主役を踊ってみたいです」と話していました!
それから本当に夢を叶えた45歳の上野水香さんに密着します。
東京バレエ団の退団や、定年についても語られるそうなので見逃せないですね♪
上野水香の退団理由といつ東京バレエ団最後?年収や今後の活動についても!のまとめ
『上野水香の退団理由といつ東京バレエ団最後?年収や今後の活動についても!』の記事内容をまとめました!
上野水香の退団理由は?
上野水香さんの所属する、東京バレエ団からの退団理由は、一般会社で言うところの「定年」です。
東京バレエ団の定年は45歳と定められていて、上野水香さんも2022年末のお誕生日に45歳を迎えられ、定年退団がささやかれたようです。
バレエの世界でも特に女性に限って言えば、結婚や出産などの事情により30歳前後で引退してしまう人が多い中、上野水香さんは今尚トップで活躍されています。
上野水香さんが本当に定年退団をされるとすれば、大変惜しむべき事態です。
上野水香の退団はいつ?東京バレエ団の最後は?
上野水香さんは、2023年3月をもって、プリンシパルとしての東京バレエ団との契約を満了されます。
東京バレエ団で全幕を踊るのはこれが“最後”とされていたのが、2022年2月18日と20日の「白鳥の湖」で、主役はもちろん上野水香さんでした。
2023年2月10日から12日にかけて、東京バレエ団は特別公演「上野水香 オン・ステージ」を実施し、上野水香さんは全幕ではないものの「ボレロ」や「白鳥の湖」第2幕などを踊られました。
上野水香の年収はいくら?
上野水香さんは、プリンシパルというバレエの世界では1番高い階級にいらっしゃいますので、年収は400万円はくだらないのではないかと言われています。
その他にも上野水香さんは、TV出演や雑誌のお仕事からの収入も期待できますし、「ご祝儀」も収入源の一つなのではないかと推測されているようです。
上野水香さんが、年収について語ることはないようなので実際のところは不明ですが、総合すると1000万円以上はあるのはないでしょうか。
上野水香の今後の活動は?
2023年3月末に、東京バレエ団とのプリンシパル契約満了を迎える上野水香さんは、今後はゲスト・プリンシパルとして東京バレエ団に留まられます。
上野水香さん程の逸材を、東京バレエ団が簡単に手放す訳がないですよね。
「ゲスト・プリンシパル」とは、上野水香さんの為に新たに設けられた地位で、これまで以上の活躍が期待されています。
上野水香さんの今後の活動はメッセージからも読み取れるように、現役を張っていく意欲満々ですね。
上野水香さん自身、心技体が充実し、その踊りは更に魅力が増していると評されているそうです。
今後とも、上野水香さんの快進撃とも言える活躍は続きそうですね。
上野水香さん定年退団の報を聞かれたファンの皆さんは、おそらくがっかりされたかと思います。
でもご安心ください、上野水香さんはこれからも東京バレエ団で、ゲスト・プリンシパルとして活動されます!
これからは、今までより更にパワーアップした上野水香さんの舞台が観られることでしょう!
今後とも、年齢を全く感じさせない上野水香さんのパフォーマンスを応援していきたいですね!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m