
ファミマで不要になった使わない携帯やスマホなどをタダで回収し1台につき1000円分のファミマで使えるクーポン券がもらえるサービスが開始しましたが、わずか15日で一時停止になりました。
あまりに早すぎる!停止はなぜ?理由は?
利用した人もいますが、これから利用しようとしていた人は肩透かし状態ですよね。
世間では色々と言われていますが実際の停止理由はなんなのでしょうか?
ファミマで使わない携帯回収サービスが一時停止で、早すぎる終了の理由や再開について調べてみました☆
ファミマで使わない携帯回収サービスについて
ファミマで使わない携帯を回収し、1台につきファミマで使える1000円分のクーポン券がもらえる事業は2022年2月1日から開始され、2022年3月31日まで実証される予定でした。
詳しいサービス内容はこちらからご覧ください☆
ファミマで使わない不要携帯回収で千円!データ問題と取扱店舗や期間を紹介!
使わない物を再利用され、提供した側には恩恵もあるいいサービスですよね。
ファミマで使わない携帯回収サービスが一時停止
それが、2022年2月15日に携帯回収を一時停止にしたと報道がありました!
不要携帯を持っている方は非常に多く期待されていただけに残念ですね。

記事によると・・・
伊藤忠商事の中古スマートフォンの回収事業が、客の殺到で開始からわずか数日で受付を停止した。
「反響が非常に大きく、店舗オペレーションに支障が出てしまい一時停止となりました」と話す。
端末は「万単位」で集まったという。
また配布したクーポンが”転売”されるケースも発生し、同社は取材に「転売を防ぎながら、ご家庭にある埋蔵端末を手軽にお持ちいただけるような回収スキームを検討していきたい」と話す。
オークションサイトでは、転売とみられるクーポンの出品が複数見つかる。13万5000円分のクーポンが約9万円で落札されているケースもあった。
お客様が殺到したことや、クーポンの転売などについて問題があり一時停止したとのことです。
ファミマ携帯回収の早すぎる一時停止・終了の理由
報道などから分かった理由はいくつかあります。
- 想定外の問い合わせで従業員に大きな負担がかかった
- 店舗にも回収希望者が殺到し操作に大きな負担がかかった
- クーポン券の転売などが起きたこと
想定外の問い合わせで従業員に大きな負担がかかった
報道にもあるように『想定外の問い合わせで従業員に大きな負担がかかった』というのは大きな原因だと考えられます。
不要携帯回収事業が開始した当時のニュースなどでは「一部の店舗」や「期間限定」などと報道していたので、『どこの店舗で回収してくれるのか?』『いつからいつまでなのか?』『何台でもいいのか?』『対象の機種は?』などなど問い合わせが殺到したのは考えられますね!
現金ではないにしても、回収する携帯1台に対して1000円分も貰えるならば問い合わせはが来るのは想定内とは思いますが、それを遥かに超えた反響があったようですね。
店舗にも回収希望者が殺到し操作に大きな負担がかかった
『店舗にも回収希望者が殺到し操作に大きな負担がかかった』についても大きな原因になったようです。
有名なファミリーマートとは言え、一つ一つの店舗はそんなに大きい訳でもなく、レジにしても多くても3、4台でしょう。
ましてや都内の25店舗のみでの実証だった為に、店舗に顧客が集中するのは想定の範囲内のようにも感じます。
従業員もバイトさんがメインでしょうし、2022年2月15日からは大人気の『ウマ娘コラボキャンペーン』も実施されています。
新しい仕事が増え、慣れないレジ操作や対応も増え、通常のお客様も来店する中で、別のブースなどを設けずに実施した訳ですからキャパオーバーになった事は想像できます。
やはり店頭でのこの問題が一時停止した1番の理由ではないでしょうか。
クーポン券の転売などが起きたこと
『クーポン券の転売などが起きたこと』についても、伊藤忠側が一時停止の理由として挙げられたようです。
ですが、これはどうでしょうか???
そもそも1台につき1000円渡すというのは、現金でもポイント還元でもなく『紙のクーポン券』な訳ですから少なからず転売されることは想定内だと思います。
ただ伊藤忠側の回答でも、転売は把握していたが実証することを優先したとあります。
転売については把握しているといい、「一定数の事例が出てくる可能性は織り込んでいました。ですが、実証スピードと店頭オペレーションの簡略化を優先して進めました」
でも、クーポン券が転売されたからと言って何か問題なのでしょうか?
例えば転売で問題にされるケースといえば、商品価値が上がり通常価格よりも高い価格で転売されることが多いと思います。
ですが報道では、135,000円分を90,000円で落札されたとあります。
オークションサイトでは、転売とみられるクーポンの出品が複数見つかる。
13万5000円分のクーポンが約9万円で落札されているケースもあった。
転売した側は135台の不要携帯を回収してもらい、135,000分のクーポン券を手にした。
それをなんらかの理由、例えばファミマでそんなに使わないとか、現金にしたいなどの理由から9万円で販売した。
この時点で、転売した側は45,000円分の価値を放棄しています。
クーポンを購入した側は、通常で買い物するよりも45,000円も多く購入できる権利を、双方が了承した上で得ただけです。
ファミリーマート側も1台につき1,000円のクーポン券を渡すことはそもそも決まっており、転売した人に渡した時点で双方同意の上で成立しています。
何か問題があるのでしょうか?
転売というと悪いことのように思われがちですが、特に物販などの事業では転売が当たり前で世の中に溢れています。
現にファミリーマート親会社の伊藤忠商事も、回収した携帯電話を『状態の良いものは中古販売』すると言っていますし、『中古として販売できない状態の携帯電話は、希少な部品を取り出しリサイクルする』と言っています。
これはまさに転売ですよね。要するに伊藤忠側も採算がとれるから1台1,000円配ってでも不要携帯回収事業を始めた訳です。
詳しくはこちらをご覧ください☆
ファミマで不要携帯を回収なぜ?希少価値やレアな部品がある?
今回の転売の報道については、少なくともそのような事案があったという話題性だけで、転売が一時停止の理由には直接関係ないのではないでしょうか。
むしろ転売目的で不要携帯を大量に集め、それを持ち込むことによりファミリーマート側の業務が忙しくなり対応に追われたことが原因だと思います。
ファミマ携帯回収の早すぎる一時停止・終了理由の反響
ファミマで不要携帯を回収するサービスがあまりに早すぎる一時停止となり、世間の反応はいかがでしょうか。
紙のクーポンを配布したためにクーポン切れではないかというご意見もあります☆
たしかに、電子的にポイント還元ではなく紙という実物支給の為、クーポンが品切れした可能性もあるかと思います!
ファミマの携帯回収行ってきましたが、店舗によるかもですが台数制限してました。あとクーポン品切れとか。 pic.twitter.com/mQakMlKFWb
— さかえしか (@paana1028) February 11, 2022
実際に店員さんからクーポン券が切れてしまったと言われた方もいらっしゃいますね☆
スマホ回収ファミマに特に意図せず入店したから「回収ってできるんですっけ?」って店長に聞いてみた
「お昼ぐらいに業者か転売ヤーが何十台も持ってきて終わっちゃったんですよ。チケットも納品未定で…朝からずっと電話が止まなくて…ほら、今鳴ってるのもどうせ問い合わせですよ…」
だってさ乞食
— yuyu@携帯が好き (@yuyu_pipi7) February 11, 2022
Yahoo!ニュースコメント欄からこのような厳しいご意見もあります☆
『都市鉱山』に価値があるからこそ踏み出した事業であり、ボランティアで始めたことではないので、提供する側も、利用する側も、たとえ転売があったとしてもお互いwin-winの事業だと思います。
SDGsだなんだとカッコつけるからそういう事になる。
はっきり「うちは都市鉱山を開発して、レアメタルなんかをリサイクルして儲けたいから、ファミマ通して回収するね」と言えばいいだけ。
端末1台あたりクーポン1000円発行しても儲けが出るくらい市場が活況を呈しているんでしょ?でなければいちいち破砕溶解してブツに含まれている微小な貴金属やレアメタルを伊藤忠のような大企業が事業化するわけがないわなw慈善事業じゃあるまいし
(中略)
転売されようが現金化されようが結局は経済が回るんだから特に問題になるとは思わないけどね、体裁的なもんだろ。
まぁ実際はフランチャイズオーナーとかに負担が掛かって、本体の関連事業部に苦情が行ったんだろうなと・・・。
想定できたことは多くあるので厳しいご意見ですが、ごもっとなですね☆
中止理由のクーポンの転売は建前で、他の方も言われているように、ジャンク品の持ち込みと大量に持ち込まれたことによる業務の滞りが本音だろう。
持ち込んだ人のモラルのせいにするのは簡単だが、端から見れば伊藤忠の責任転嫁と甘い想定による見切り発車の結果にすぎない。
今回は実証実験なので、再開するとすれば何かしら改定するだろうが、それで数が集まるかは分からないし、難しい商売に違いはない。
また『実証実験』だったと言われてる方も多いですが、伊藤忠商事のプレスリリースによると『実験』という文字はなく『実証開始』とのことです。
ただ期間限定であったことは間違いないです!
色々と言われていますが、改善して再開されることを望む人が多いと思います!
ファミマで使わない携帯回収サービスの再開について
2022年3月31日まで不要携帯を無料で回収して1000円クーポンが貰えため、活用しようとしていた人たちも大勢いたと思います。
さまざまな理由から一時停止となってしまいましたが、再開するのか?
それともこのまま終了してしまうのか気になるところです。
記事には「回収スキームを検討していきたい」とあります。
配布したクーポンが”転売”されるケースも発生し、同社は取材に「転売を防ぎながら、ご家庭にある埋蔵端末を手軽にお持ちいただけるような回収スキームを検討していきたい」と話す。
他の記事では「再開の目処は未定」とあります。
想定よりも多くの問い合わせがあり、人的オペレーションに負荷がかかったためという。再開のめどは未定。
伊藤忠商事のプレスリリースにも「再開の目処は未定でございます。」となっています。
「ファミリーマートの一部店舗での回収事業の実証」につきまして、店頭にお持ち頂いた端末の台数が当初の想定よりもはるかに多く、只今対象の全店舗で回収受付を停止させて頂いております。
端末をお持ち頂いたお客様には大変ご迷惑おかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます。
尚、現時点での再開の目処は未定でございます。
「再開の目処は未定」という事と、またどの報道にも『終了』という文字はなく『停止』もしくは『一時停止』とあるため再開する可能性が高いと思われます!
実際に調査した結果、想定以上の使用者がいた為に、店舗での業務の圧迫が原因なので、社内で審議され改善されて再開するのではないでしょうか。
ただ、1台につき1,000円分の還元を無くしてしまうと、今回ほどの利用者は望めなくなります。
なぜなら、いらなくなった使えない携帯電話にも、希少価値のあるレアメタルが含まれていたり、中古販売ができるなどのメリットが多くあります。
1台につき1,000円の還元があっても事業として成り立つことがわかった訳ですから、不要携帯を提供する側にも何らかのメリットが求められると思うからです。
紙のクーポンで対応し切れなかったり、転売が問題であるのならば、思い切って現金買取するとか。。。
現金買取はより殺到するでしょうし現実的ではないかもしれないですね(^_^;)
やはり、ポイント還元か電子クーポン発行などの対応に変更し、店舗では社員を数人配置し不要携帯回収専用の窓口や電話対応の業務ができる人を設けるなどの改善をしていただきたいと思います!
まとめ
ファミマ使わない携帯回収一時停止!早すぎる終了理由と再開について
ファミマで使わない携帯回収一時停止については、想定外の利用者で殺到し一時停止になりました。
ファミマで携帯回収の早すぎる一時停止・終了の理由ついては、『想定外の問い合わせで従業員に大きな負担がかかった』や『店舗にも回収希望者が殺到し操作に大きな負担がかかった』や『クーポン券の転売などが起きたこと』が挙げられています。
ファミマで携帯回収の早すぎる一時停止・終了理由の反響については、報道されている以外にも『紙クーポン在庫切れ』や『店舗での業務が圧迫された』や『伊藤忠商事の詰めの甘さ』などが指摘されています。
ファミマで使わない携帯回収サービスの再開については、現時点では再開の目処は未定と発表されています。ですがこれだけ反響があった訳ですから、サービスの改善をされて再開されるのではないかと思われます。
不要な物がただ捨てられてしまうよりも、何らかで利用されるのはありがたいことですし、レアメタルなどの『都市鉱山』が発掘され、輸入だけに頼らず日本経済が潤う事業であると思います。
ぜひ、不要携帯回収事業サービスを改善され、また再開されることを願います^^
最後までお読みいただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m
楽天ポイントなりの還元なら商品制限にも悩まなくていいし、経済効果は今回より上がるかな。
たとえジャンクあさりだったとしても、そこでゴミとして埋もれるよりずっとましだと思う。