HPやブログ運営をされている方は、Googleアナリティクスに登録してアクセス分析をされているかと思います。
しかし、アナリティクスUAを設置したのに、次はGA4を登録しないといけないとなると少々面倒ですよね!
また、アナリティクスUAが終了するまで慣れているし使っていたい!とか、UAと並行してGA4のどちらの集計も確認したいという方も多いと思います。
そこで問題になってくるのが、二重計測されないかといった心配ですよね。
この記事では、GoogleアナリティクスUAとGA4二重計測を回避する設定導入方法を、画像付きで詳しく解説します!
GoogleアナリティクスGA4とは?
今使っているアナリティクスは「Googleユニバーサルアナリティクス(GA3)」通称「アナリティクスUA」の方が多いと思います。
ここでは、すでに「UA」を導入していて「GA4」でも並行して同時にアクセス分析したい方を対象にしています。
現在、「UA」のみでアクセス分析されている場合は、早急に「Googleアナリティクス4」通称「アナリティクスGA4」に移行する必要があります。
というのも、Google側がUAのサポートを2023年7月1日で終了すると発表してます。
また、サポート終了後少しの間は使えるのですが、2024年1月1日には完全に終了し、アクセス集計も停止されることも発表されました!
ブログなどのサイト運営に欠かせないアクセス集計や分析ができなくなるのは、重大なことですね。
また、GA4はより高度なアクセス分析が可能となり、UAよりも機能性が高いと言われています。
まだ、先だからと思っていると近くになって慌てたり、その時点からしか統計も取れなくて分析が難しくなります。
ですので、さっさと設定しちゃって、どちらでも測定できる状態にしていくのが良いですね^^
すでにUAに登録してる場合は、とっても簡単な作業でGA4も開始できますので手順に沿って進めて下さい。
とはいえ、登録ミスがあると二重に集計されてしまったりしまうので気をつけて下さいね^^
GoogleアナリティクスGA4の実装手順
ここでは既に「UA」を実装されてる場合の手順を紹介します!
UAを実装されてる場合は、UAとGA4を接続することで簡単にGA4を実装できます。
現在、自分のサイト内に設置しているUAアナリティクスのタグを変更することなく簡単にできる方法をご紹介します!
また、UAが終了するまでの期間は、UAとGA4どちらでもアクセス集計が可能になります。
こちらが「UA」から「GA4」を実装する手順です。
- アナリティクスUAへログインする
- アナリティクスUAの設定から「GA4設定アシスタント」でGA4プロパティを作成
- アナリティクスGA4プロパティの必要事項の入力をする
- UAとGA4の接続を確認
- GA4の測定IDをコピーする
- GA4の測定IDをUAにペーストして測定のための接続をする
- UAとGA4どちらからもアクセス集計がされるか確認する
では、画像付きで解説していきます!
アナリティクスUAへログインして管理画面を開く
GoogleアナリティクスUAへログインして下さい。
次に、右側のメニュー1番下「管理」をクリックして管理画面を開いて下さい。
アナリティクスUAの設定から「GA4設定アシスタント」でGA4プロパティを作成する
開いた管理画面のプロパティの列から「GA4設定アシスタント」をクリックします。
開いた画面で「Googleアナリティクス4プロパティ設定アシスタント」の横が「未接続」になっているか確認して下さい。
※ここで接続されている場合は既にGA4のプロパティが存在し、プロパティが接続されていますので、「UAとGA4の接続を確認してGA4プロパティに移動する」の章へお進み下さい。
※また「未接続」になっていても、過去にGA4プロパティを作成している場合は、手順が異なりますのでその下の「既存のGoogleアナリティクス4プロパティと接続したい」をクリックして、「UAとGA4の接続を確認してGA4プロパティに移動する」の章へお進み下さい。
「未接続」を確認したら、その下の「新しいGoogleアナリティクス4プロパティを作成する」の下にある、青いボタン「はじめに」をクリックして下さい。
「新しいGoogleアナリティクス4プロパティを作成」の画面が開きますので、青いボタン「作成して続行」をクリックして下さい。
アナリティクスGA4プロパティの必要事項の入力をする
次に開いた画面では必要事項を入力する画面になりますので、自分の運営状況に合わせて進めて下さい。
日本在住なら「日本円」、タイムゾーンも「日本」を選び決定して下さい。
名前の部分は、例えば「自分ブログ名やサイト名+GA4」などでいいと思います^^
UAとGA4の接続を確認してGA4プロパティに移動する
入力が終わると先ほどの画面に戻りますので、「未接続」だった部分が「接続済み」になっているか確認して下さい。
ここで「接続済み」になっていますが、この接続は単にUAからGA4プロパティ作成のために接続されているだけです。
ですので、自身のサイトに設置されているUAタグを介して、GA4でもアクセス集計ができるように測定IDも接続する必要があります!
ここでの設定をしないとアクセスが重複してカウントされてしまうことになりますので、次の手順はとても重要になります!
「接続済み」を確認したら、青いボタン「GA4プロパティに移動」をクリックして下さい。
GoogleアナリティクスGA4の測定IDをコピーする
GA4プロパティに移動したら、「データストリーム」をクリックします。
すると右側にデータストリーム画面が開き、自身のWebサイトが表示されますのでクリックして下さい。
「ウェブストリームの詳細」画面が開きますので、その画面に記載されている「測定ID」をコピーして下さい。
GA4の測定IDをUAにペーストして測定のための接続をする
GA4の測定IDがコピーされている状態で、再びGoogleアナリティクスUAへ戻ります。
※別のタブでUAが開いているはずなのでそこから戻ると、先ほども画面のままになっていると思います。
別タブがなければ新たにGoogleアナリティクスを開いてUAのプロパティを選択して開いて下さい。
GoogleアナリティクスUA画面の「トラッキング情報」→「トラッキングコード」をクリックします。
右側に開いた画面を下に少しスクロールして、「接続済みサイトタグ」をクリックして下さい。
「接続済みのサイトタグ」が開いたら、「接続するタグのIDを入力します」という欄に、先ほどコピーしてきたGA4の測定IDを貼り付けます。
貼り付けると右側に「接続」ボタンが出現しますので、「接続」をクリックして下さい。
完了したら「接続済みのサイトタグ」の欄が、先ほどは「0個」でしたが「1個が接続済み」になっているはずなので確認して下さい。
これで、GoogleアナリティクスGA4の実装が完了しました!
GoogleアナリティクスGA4の測定は、既に実装しているUAアナリティクスタグで測定されますので、自身のサイトに貼っているUAタグの修正や、新たにGA4タグの設置は不要です!
間違えてGA4のアナリティクスタグを、自身のサイト内に設置すると二重集計になる恐れがありますので気を付けて下さい。
UAとGA4どちらからもアクセス集計がされるか確認する
最後に、UAとGA4どちらからもアクセス集計がされているか確認して下さいね!
確認方法はこちらです!
- アナリティクスUAの確認=メニュー「リアルタイム」→「概要」(過去5分間の訪問者数が表示)
- アナリティクスGA4の確認=メニュー「レポート」→「リアルタイム」(過去30分間の訪問者数が表示)
UAとGA4は、集計方法が異なりますので、数値には多少の誤差はあります。
また、設定した直後だと、反映されないこともあり、実際はユーザーが訪問していても集計が始まるまでタイムラグがあります。
その場合は、時間をおいて確認してみて下さい。
GA4の画面とUAの画面はかなり違うので、最初はチンプンカンプンかもしれません。
ですが、2024年にはUAは集計されませんので、GA4に早く慣れるように色々と操作してみるのがいいですね^^
GoogleアナリティクスGA4で最初にやるべき設定
いよいよGoogleアナリティクスGA4で、アクセス集計や分析がスタートですね!
GoogleアナリティクスUAとは、勝手が違うのでまず最初に設定しておくことが1つありますのでご紹介します。
GoogleアナリティクスGA4で最初にやるべき設定は「データ保持の期間の設定」です!
GoogleアナリティクスGA4では、なんとデータ保持がたったの2ヶ月にデフォルト設定されています。
ですので、データ保持の期間を最大の「14ヶ月」に設定を変更しておくのが良いですね^^
GoogleアナリティクスGA4へログインして、メニューから「管理」をクリックします。
次に「データ設定」→「データ保持」をクリックします。
ユーザーデータとイベントデータの保持の画面が開きますので、「イベントデータ保持」横のプルダウンをクリックします。
そこで「14ヶ月」を選択して、下の青いボタン「保存」をクリックして下さい。
これで、14ヶ月間のデータが保持されます^^
GoogleアナリティクスUAとGA4二重計測を回避する設定導入方法!のまとめ
『GoogleアナリティクスUAとGA4二重計測を回避する設定導入方法!』の記事内容をまとめました!
GoogleアナリティクスGA4とは?
現在、「UA」のみでアクセス分析されている場合は、早急に「Googleアナリティクス4」通称「アナリティクスGA4」に移行する必要があります。
というのも、Google側がUAのサポートを2023年7月1日で終了すると発表してます。
また、サポート終了後少しの間は使えるのですが、2024年1月1日には完全に終了し、アクセス集計も停止されることも発表されました。
登録ミスがあると二重に集計されてしまったりしまうので気をつけて下さい。
GoogleアナリティクスGA4の実装手順
- アナリティクスUAへログインする
- アナリティクスUAの設定から「GA4設定アシスタント」でGA4プロパティを作成
- アナリティクスGA4プロパティの必要事項の入力をする
- UAとGA4の接続を確認
- GA4の測定IDをコピーする
- GA4の測定IDをUAにペーストして測定のための接続をする
- UAとGA4どちらからもアクセス集計がされるか確認する
画像付きで手順をご紹介しました!
GoogleアナリティクスGA4で最初にやるべき設定
GoogleアナリティクスGA4では、なんとデータ保持がたったの2ヶ月にデフォルトで設定されています。
ですので、データ保持の期間を最大の「14ヶ月」に設定を変更しておくのが良いです。
手順を画像付きで解説しました。
GoogleアナリティクスGA4への移行って、少し面倒ですよね。
でも、この方法ならUAコード設置したままでも問題なく、どちらも並行して集計できますし、二重計測にならず安心です♪
最後までお読みいただきまして、ありがとうございましたm(_ _)m